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第51回日本文化塾 講演会

HOKUSAI〜欧州に衝撃を与えた絵師〜

講師五味 和之 氏(すみだ北斎美術館学芸員)
日時2017年11月18日(土曜日) 14:00〜16:00(13:30開場)
会場きゅりあん 4階 研修室 (品川区立総合区民会館)
参加費会員 1,000円 / 一般 1,200円
参加費・資料代として、当日会場にて申し受けます。

19世紀後半から20世紀にかけて、停滞した西洋美術界に、一筋の光明を照らした葛飾北斎。北斎の絵に触れた芸術家は今までの絵画表現から脱却し、自由な表現方法や鮮やかな色彩感覚を手に入れました。西洋絵画の世界に、第二ルネッサンスとも言える衝撃を与えたひとりの日本人画家をご紹介する講座です。

講師 五味 和之 氏 プロフィール/
大正大学大学院文学研究科修士課程修了。1985年ー2010年墨田区文化財保護指導員。博士課程修了後、武蔵野女子学院中学校・高等学校非常勤講師、読売日本テレビ文化センター講師を経て2010年より現職。2016年、すみだ北斎美術館開館と同時に教育・普及担当。すみだ史談会終身講師、墨田区観光ボランティア養成講座講師。北斎関係の論文執筆多数のほか、芝浦工業大学2016年度前期公開講座「江戸の粋!世界を魅了するHOKUSAI~モノづくり北斎から続く道~」講師。区内の小学校への出前授業や史跡めぐり、老人クラブでの講演などで活躍中。

参加された皆様の声

最近テレビで「葛飾北斎」が放映されるので、何度か見ましたが、北斎は、浮世絵はトップクラスの人だが、生涯で100回も転居したとか、身の回りのことには無頓着とか、要するに、絵画以外は全く無能な人という印象でした。
しかし、アメリカのライフ誌の「過去1000年間でもっとも人類に貢献した100人」のうちのたった一人の日本人として選ばれたということに大いに驚き、世界史に浅薄な知識しか持っていなかった自らを大いに反省しているところです。
北斎の絵が近代絵画の潮流を大きく変えてきたなど、ほとんどの日本人は知らないでしょう。凄いことです。五味和之講師の講演も出色でした。話術は今までのなかで�癸韻任后�HN

よいお話を拝聴でき、ありがとうございました。
講師はさすが年季の入った研究者。日欧の交流での北斎作品と情報をしっかりとお話しになり、感動しました。
細かいことが聞けて、ますます北斎に興味が湧きました。
日本が誇るべき天才、巨人ですね。彼を産み育てた当時の日本の風土にも注目が必要です。SS

今回も参加できて幸いです。
ヨーロッパ美術界の文化的背景故に、日本の浮世絵師の自由な表現方法が注目されて衝撃を与えたというご講演を拝聴し、興味深かったです。
庶民の暮らしぶり、心象風景を描いた北斎絵画に一層惹かれています。
北斎は、かなりの高齢になっても迫力ある画家として向上を目指していたとのこと、その気力、体力の源は?等々、あれこれ考えるのも楽しみです。MT

北斎のヨーロッパ印象派への影響については、ある程度の知識を持っていましたが、今回のお話では、たいへん深く分析し解説していただき、いままでの知識の浅薄さに気づきました。
目から鱗でした。
様式主義から脱出することを模索していたヨーロッパ芸術家たちの突破口となったのは北斎だったということです。
印象派、ポスト印象派のほとんどすべての画家達が、北斎をその芸術運動のいわば師匠としたということを、講師は具体的な作品を示しながら、明らかにしてくださいました。
いろいろな作品のなかの、北斎漫画を写している部分を指摘してくださったのです。圧巻でした!
この北斎漫画の衝撃は、フランスではいまなお続いているとのこと。
もしかすると、彼の国の現代の若者のアニメ信奉は、同じ流れのなかにあるのではないかと思いました。SA

講師は北斎の語り部として第1人者であり、北大への敬慕の念は厚い。
ドガ、モネ、ゴッホ、セザンヌといった錚々たる大家の作品と、関連する北斎の作品を比べながらの講演は、熱意に溢れ面白かった。19世紀後半の西洋絵画に閉塞感があったなかで、「北斎漫画」を始めとする日本画の題材や構図、手法の清新さが大きい衝撃と影響を及ぼしたことの背景はよく理解できた。ライフ誌の「今ミレニアムの世界の100人」に北斎が選ばれた理由も納得できるし、次期パスポートに「富嶽三十六景」が採用されるのも楽しみだ。 HO

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