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第35回日本文化塾 講演会

江戸を考える I平賀源内と阿部櫟斎─ ふたりの本草学者と吉原

講師福留 真紀 氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授・博士(人文科学))
日時2018年6月30日(土)
14:00〜16:00(13:00開場)
会場玉川区民会館 集会室B
(玉川総合支所(仮設庁舎)二子玉川庁舎内)
参加費会員 1,000円 / 一般 1,200円
参加費・資料代として、当日会場にて申し受けます。

エレキテル、戯作、鉱山開発など多能の人として知られた「平賀源内」。 「採薬使」という余りおなじみのない役人阿部将翁のひ孫で、小笠原開拓を担った「阿部櫟斎」。 この二人は、ともに優れた「本草学者」として、数々の著作をのこしています。 本講では、二人の業績を比較し、特に「吉原」に関する事柄に焦点を当て、学者たちの知られざる横顔をご紹介します。 (本講座を受講なさった方には、台東区立下町風俗資料館の入場チケットをプレゼントします。)

講師 平野 恵 氏 プロフィール/
1965年大阪府生まれ。総合研究大学院大学博士後期課程修了、博士(文学)。 近世日本文化史・思想史を専門とする。主な著書に平野恵『十九世紀日本の園芸文化』(思文閣出版、2006)、日野原健司・平野恵『浮世絵でめぐる江戸の花』(誠文堂新光社、2013)。現在、台東区立中央図書館郷土・資料調査室専門員、東洋大学非常勤講師。

参加された皆様の声

廓吉原のガイドブック「吉原細見」と、マルチタレントで歴史読物や小説でもよく取り上げられる「平賀源内」と、専門家以外にはほとんど知られていない「阿部櫟斎」といったあまり関係のない三題話にどんな講演になるかと出席した。講義の内容は専門的だが興味深い話満載で(もちろん三題話のオチもきちんと付いて)、江戸後期の文化サロンの一端に触れた思いがし充足感を得た。講演後の質疑も活発であったが特に印象に残ったのは、講師が源内の本草学、鉱物学、物理学、戯作のそれぞれの専門能力について評価され、また源内の江戸での人的交流や情報源について触れられたことで、源内の実像が浮かんでくるようで面白かった。HO

平賀源内のことで頭に浮かんだのは「土用の丑の日」くらいで阿部櫟斎に至っては、名前すら知りませんでした。不勉強なまま講演会に参加したので、申し訳ありませんでしたが、講演会に、素人でもついていけるような導入部分があったら、もう少しついて行けたかなと残念に思います。今回は資料も文字が小さくて家で拡大しました。久しぶりによい刺激をいただきました。MK

重要かつ貴重な史料に基づく平野恵氏のご講演に好感を覚えました。できれば、またの機会に江戸の園芸(朝顔、菊)・本草・温室の歴史的意義についてご講演いただけるとありがたいです。MT

学問の系譜の本流にも触れてくださいましたが、学者の側面的な仕事ということで、それをサポートする出版界とのつながり等面白く思いました。ただ、私は研究者ではないのでお話の展開にちゃんとついて行かれていたかどうか自信がありません。匿名希望

先生の七月のお話に申し込んだので、さらなる学びを楽しみにしています。SK

同じ系譜に属するという二人の学者ですが、時代は隔たっていても、軟派?は軟派?同士、引き合うのかなと興味深く思いました。SA

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